北海道の大スター大泉洋が、“ついに”真面目な話を!? “福を呼び込む”豆まきも行った、映画『そらのレストラン』公開記念舞台挨拶レポート

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『しあわせのパン』、『ぶどうのなみだ』に続く北海道映画シリーズ第三弾、映画『そらのレストラン』の公開記念舞台挨拶が2月2日、東京・渋谷シネクイントで行われ、主演の大泉洋、本上まなみ、岡田将生、深川栄洋監督が登壇した。

『そらのレストラン』あらすじ
北海道せたなで暮らす亘理(わたる)と妻のこと絵と一人娘の潮莉(しおり)。彼は父親から引き継いだ海が見える牧場で牛を育てながらチーズ工房を営んでいる。しかしチーズ作りはまだまだで、厳しい師匠に怒られてばかり。そんな亘理には気の会う仲間たちがいて日々助け合いながらも楽しく過ごしていた。そこに東京からやって来た牧羊を営む若者・神戸も加わり、それぞれの生産する食材を持ち寄り「おいしい」を共にしていた。そんなある日、彼らの食材を目当てに札幌からやって来た、有名レストランのシェフによって自分たちの食材がさらにおいしくなることに感動し、この感動をもっと多くの人たちに届けたいと、仲間たちみんなで一日限りのレストランを開くことを目指す。

本作の上映後、映画の余韻であたたかい空気に包まれた会場に大泉、本上、岡田、深川監督が登場すると、「ようちゃーん」という歓声と大きな拍手が沸き起こった。“北海道の大スター”と紹介された大泉は「もうそろそろ“北海道の大スター”と呼ぶの、やめてもらっていいですか?大スターって呼ばれても、ウケちゃうじゃないですか(笑)」と初っ端から笑いを誘う。二階の客席まで見渡し、声を掛けながら「余韻の長い映画ですので、ここからは全てぶち壊す舞台挨拶を楽しんでいってください」と挨拶をした。

続いて本上は「撮影してきたせたな町は、本当に素敵な土地で、皆さん素晴らしい人たちでした」と、撮影時のことを懐古。岡田が「“北海道の大スター”の友達をやらせていただきました。スターの隣に居ると自分も輝きたいなという気持ちになります」と大泉をイジると、「大丈夫、岡田くんも輝いてますよ」と大泉が反応し、「いま僕のターンなんで喋んないでください」と岡田がツッコミ、仲の良さを感じる舞台挨拶の始まりとなった。

そして、本作の監督・脚本を務めた深川監督は「今回は大泉さんのホームグラウンド、北海道で撮影させていただいたので、大泉さんがいつもより伸び伸び生き生きしていました。俳優陣もみんな仲が良く、セリフなのかセリフじゃないのかわからないまま進んでおりました」と、大泉への想いと、現場のあたたかさを語った。

公開から一週間が経過し、改めてどんな作品だったのかを聞くと、大泉は「みんなでゴハンを食べにいく時間も楽しくて、お酒を持ち込んだり、山の会の皆さんが差し入れしてくれたりしてね。この映画の中でも我々の家族が“いただきます”と言うわけですけど、真面目な話をすると、ものを食べることに対して感謝するようになりましたね」と、作品を通して感じた食事に対する想い語ったあと、「ついに真面目な話をしちゃいました」と、大泉らしい一言を追加した。

また、本日“ある方”からサプライズで手紙が届いているとのことでMCが手紙を代読。

「パパへ。最近いいことがおきないって言ってたけど、大丈夫だよ、私がいるからね。漢字テスト、パパのおかげで合格したよ。私は『そらのレストラン』を観て、すっごく感動したよ。どこかと言うとね、大谷さんが倒れて、パパが大谷さんのチーズを食べて、泣いていたところだよ。私も一緒になって泣いちゃったよ。大人になったら、パパみたいに上手に泣ける女優さんになりたいな。いつまでも元気で、お仕事頑張ってね」

終始爆笑し続けていた“大泉の娘”からの手紙が読み上げられると、大泉は「なかなか天才じゃないですか、うちの娘。冒頭全く関係ないですからね(笑)。漢字テストも一つも関係ないじゃん(笑)」と、感動する予定だった会場の空気を、爆笑の渦に巻き込んだ。

そんな「最近いいことがおきない」と娘にぼやいていた大泉にも“いいことが舞い込んでくるように”と、“福を呼び込む”豆まきを行った。大泉、本上、岡田、深川監督が客席に向かって豆を撒くと各所から「ようちゃん、こっち~!」と声が飛び交い、客席も大盛り上がり。

最後に大泉は「この映画が公開になって、たくさんの感想をいただいて、本当に幸せな気持ちになっています。幅広い層に楽しんでいただける分かりやすいお話ですので、たくさんの方に観ていただければと思っています」と、あたたかい言葉で締めくくった。

そらのレストラン

全国公開中

配給:東京テアトル
©2018『そらのレストラン』製作委員会