いまおかしんじ監督の最新作、吉村界人、新藤まなみ出演『遠くへ,もっと遠くへ』が、 第17回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品決定、本年夏、新宿K’s cinemaにて劇場公開されることが発表された。ポスタービジュアル、予告編、監督・出演者のコメントも到着。
『遠くへ,もっと遠くへ』
結婚5年目の人妻・小夜子は夫との離婚を考えている。 離婚後の住まいを探しはじめ、不動産屋の男・洋平と知り合う。 物件を見ていくうちにしだいに打ち解けていく二人。 小夜子は離婚を考えていること、洋平は妻が3年前に家を出てしまったことを明かす。 洋平が失踪した妻・光子に未練を残していることを感じとった小夜子は 「奥さんに会ってはっきりさせるべきだ」と洋平をけしかけ、二人で光子探しの旅を始める。
本作は、東京から北海道へ旅するロードムービー。昨年秋から冬にかけて撮影された美しい風景も見所のひとつ。 解禁されたポスターや予告編から、雄大な大自然の下で、少しずつ惹かれ合う男女の切ない恋愛模様が感じられる。
主演は、「王様のブランチ」リポーター出身で『獣電戦隊キョウリュウジャー』など出演の新藤まなみ。本作では結婚5年目で離婚を考えているアラサー女性・小夜子を、体当たりで演じている。その小夜子と運命的に出会うが、数年前に失踪した妻のことが忘れられない男・洋平を演じるのは、『ミッドナイトスワン』『モリのいる場所』など数々の話題作に出演してきた、若手実力派・吉村界人。
洋平の失踪した妻・光子役に『悲しき天使』の和田瞳、光子と過去に関係があった男に 『由宇子の天秤』の川瀬陽太など、個性的な役者たちが揃った。 監督は、「映画芸術」2020年ベストワン作品『れいこいるか』のいまおかしんじ。 脚本はジェーン・スー原作の『生きるとか死ぬとか父親とか』(TX)でテレビドラマのシナリオを手がけた、井土紀州。
『遠くへ, もっと遠くへ』は、第17回大阪アジアン映画祭で、3/13(日)に、ワールドプレミア上映。 劇場では、本年夏、新宿K’s cinemaほか全国順次公開が決定している。