映画を生かし続ける仕組み作り【Sustainable Cinema】と、映画のプロデュースを中心に様々なクリエイティブ活動を行う【悪巧みの企画書】のコラボ企画として行われた「これからの座談会 vol.3」。第3回目のテーマは映画宣伝。ゲストは、映画『劇場版 名探偵コナン』の宣伝プロデューサーをはじめ、数々の実写作品・アニメ作品の宣伝を担当されている、東宝宣伝部の林原祥一さん。そして、『ハローグッバイ』『リバーズ・エッジ』などの邦画作品や『ジュリアン』『ロボット2.0』などの洋画作品などを幅広く担当されているアンプラグド宣伝部の大場琴美さんにご登壇いただきました。
林原祥一(はやしばら・しょういち)
1987年生まれ、鳥取県出身。2010年に東宝へ入社。2012年から宣伝部 映画宣伝企画室に配属。2013年より『劇場版名探偵コナン』シリーズの6代目宣伝プロデューサーに就任。そのほかの担当作品に映画『orange-オレンジ-』(2015)、『亜人』(2017)、『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE』(2018)など。また、2020年に公開予定の映画『ヲタクに恋は難しい』も担当。
大場琴美(おおば・ことみ)
1990年生まれ、神奈川県出身。2013年、東映エージェンシー入社。東映京都撮影所 制作部に配属。主に時代劇や2時間ドラマの制作進行を担当。その後、語学留学を経て2017年にアンプラグドへ入社、宣伝部へ配属。主な宣伝担当作に『ハローグッバイ』(2017)、『ジュリアン』(2019)など。現在は、公開中の『カーライル ニューヨークが恋したホテル』、10/25公開『ロボット2.0』を担当。
◆第一部:トーク
第一部のトークは汐田さん進行のもと、お二人の経歴・プロフィール紹介からスタート。
まずは、映画宣伝の仕事内容や、どんなことを大切に仕事をしているのか。そして、今まで担当してきた作品での、具体的な成功談・失敗談などを交えながら、映画宣伝の面白さや、仕事の魅力についてお話いただきました。
参加者からの質問も随時聞きながら進行を行い、「予告編」をどう作るかについてや、地方の映画館で行う企画上映の宣伝のお話など、具体的な質問も多く、盛り上がるトークとなりました。
◆第二部:ワークショップ
第二部は、これから公開予定の作品を題材に、公開前のイベントを考えるというワークショップの時間。
ランダムに2チームに分かれる予定でしたが、林原さんの「男女に分かれて行う」という案が作品ともマッチしていたので、男チーム・女チームにわかれてイベントの話合いがスタートしました。
最後にそれぞれのチームの代表者が全員の前で話合ったイベント内容についてプレゼンを実施。ゲストお二人からアドバイスやコメントを受け、和やかな空気の中、【これからの座談会 vol.3】は終了となりました。
次回は8月24日(土)に開催!
これからの座談会 vol.4 映画のコミュニティづくり(トーク&イベント企画ワークショップ)