[レポート]高橋一生が伝えたい未来からの声は「まだ自転車に乗っている」!? 映画『九月の恋と出会うまで』号泣試写会レポート

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書店員が選んだもう一度読みたい恋愛小説第 1 位に輝いた松尾由美による同名小説を高橋一生×川口春奈の実力派俳優W主演で映画化。時空を超える切ないウソと一途な想いに涙する、映画『九月の恋と出会うまで』は3月1日(金)より公開となる。

『九月の恋と出会うまで』あらすじ
“未来”が愛する人を消してしまう――時空を超える、一途な想いと切ないウソに涙する。「一年後、あなたは消えてしまう」――ある日突然、志織に聞こえた“未来からの声”。隣人の平野は謎の〝声の主”を探すため志織と奔走する。愛する人を救うため、タイムリミットが迫る中、平野はある決断をする。

公開まで1週間をきった映画『九月の恋と出会うまで』の公開直前イベント【号泣試写会】が、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、W主演の高橋一生と川口春奈が登壇した。挨拶後、今回のイベントが【号泣試写会】ということを聞いた高橋は「無理して泣かなくてもいいので(笑)楽しんで頂ければと思います」と優しい言葉を投げかけた。

続いて、本作が描く“切ないウソ”にちなんだ「“劇中のここが切ない…“というシーン」について聞くと、なんと高橋・川口2人揃って同じシーンを回答。高橋は、同じシーンだったことに驚きつつも、「上映前なので、ネタバレになっちゃうんですよね…。平野の性格が出ているというか、平野らしい〇〇なシーンとしか(笑)」と、このシーンを選んだ理由についてコメント。川口は「“相手を想ってのウソ”のシーンのなので、このシーンの撮影のときは自分も苦しかったです」と、撮影時を回顧しながら語った。

また、本作公式 SNS でのキャンペーン【 #未来からの声で想いをツイートしよう!】の話題では、高橋は【まだ自転車に乗っている】と14歳の自分に教えたいと回答。そして、「14歳の頃と全く同じ形のロードバイクに今も乗っていて、仕事場にもそれを使って行ったりしてるんです。なので、38になっても車とかじゃなくて自転車に乗っているぞ、と教えて幻滅させてやりたいですね(笑)」と驚きのエピソードを披露。一方川口は、学生時代の自分に向けて【もっと勉強しろ】と回答。「ちゃんと先生の話を聞いておけば、もうちょっといい大人になれたかなと思いまして…」と、理由を話すと高橋は「現場で色々なことを見て勉強されている姿を見ていますので、反省しなくていいと思いますけどね。僕なんか何も変わっていないってことですしね(笑)」と、川口をフォローしつつ、会場の笑いを誘った。

イベント終盤では、来場した一般の方の中から抽選で1名に、劇中の印象的なシーンで登場する“キーケース”がプレゼントされるなど、会場は大いに盛り上がった。最後に川口は「人が人を思想う気持ちとか真っ直ぐな想いがとても素敵で、ほっこりしますので、そうしたものが一人でも多くの方に届いたら嬉しいです」と作品の魅力を伝え、高橋も「人が人を想うという普遍的なものを見て頂いて、感じて、持って帰って頂ければと思います」とあたたかく締めくくり、イベントは幕を閉じた。

九月の恋と出会うまで

3月1日(金)より全国ロードショー

(C)松尾由美/双葉社 (C)2019 映画「九月の恋と出会うまで」製作委員会