第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた作品『人数の町』が、中村倫也が主演で9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開されることが決定した。あわせて、ポスターと場面写真も解禁となった。
『人数の町』あらすじ
借金取りに追われ暴行を受けていた蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の男に助けられる。その男は蒼山に「居場所」を用意してやるという。蒼山のことを“デュード”と呼ぶその男に誘われ辿り着いた先は、ある奇妙な「町」だった。
2017年に発表された第1回木下グループ新人監督賞で、241本の中から準グランプリに選ばれた作品『人数の町』が、9月4日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開される。
主演に、今最も勢いのある俳優・中村倫也。そして、令和版「東京ラブストーリー」での赤名リカ役が話題の石橋静河、本作で映画初出演となる「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」の立花恵理、「映像研には手を出すな!」に出演中の山中聡などフレッシュな面々が顔を揃えている。
本作は、衣食住が保証され、セックスで快楽を貪る毎日を送ることができ、出入りも自由だが、決して離れることはできない、という謎の“町”を舞台に、借金で首の回らなくなった蒼山(中村)が、その“町”の住人となり、そこで出会う人々との交流を経て“町”の謎に迫っていく新感覚のディストピア・ミステリーだ。
監督・脚本は、松本人志出演の「バイトするならタウンワーク」のCMやMVなどを多数手掛ける荒木伸二が、初の長編映画に挑戦。
また、今回の公開の発表と共に、意味深な画像で埋め尽くされている本作のポスターと場面写真も解禁となった。ポスターは6月19日(金)より新宿武蔵野館ほか、全国の映画館で掲出予定となっている。
中村倫也 コメント
こういった角度の矢印を持った日本映画は、今まで無かったかもしれません。完成した作品を観たとき、この作品をどう言葉にして説明すれば良いのか、考えさせられました。時間が経って、撮影当時のことなども思い出していくと、「もしかしたらちょうど今、世に出るべき作品なのかもしれないな」と感じています。僕にとって早く観てもらいたい作品、というより、早く反応を知りたい作品、です。
映画『人数の町』
9月4日(金)より新宿武蔵野館他全国順次ロードショー